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2019-04

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「100kmはかわいそうだから20kmにしてやる」って言われた話

 まあ、ボランティア活動をやっているのですが。
 先日、その活動の一環として、一日で山道を20kmも歩かされました。 
 一体、何が起きたのかと言いますと……

 小生は現在、『青年会議所』という社団法人に加入しておりまして。
 これがどういう団体なのかは説明すると色々面倒臭いので、ざっくりとボランティア集団だと思っていてください。
 小生は今まで行ってきた数々の悪行や残虐ファイトを悔い改める為に参加し、活動しております。
 そんな我らが団体のメイン事業は青少年育成でありまして、その一環として夏休み中に子供達を一日20km、五日で100km歩かせるという荒行の様なイベントがあるのです。
 毎年、参加児童として小学校4,5,6年生を50~60人程募集し、市内の各小学校を転々と歩き、夜は体育館で雑魚寝。
 これを、やはり募集した教育、福祉関係の大学生ボランティアスタッフに運営させて、我々青年会議所はそれを後方からバックアップするという事をやっております。
 これにより小学生児童に対する教育と、大学生スタッフに対する研修を行うという中々に素晴しい事業なのですが。

 まあ、基本歩かされるんです。
 運営自体は、大体の事を大学生のスタッフにやらせて我々はその後方支援で例えば車を出したり役所や学校へのネゴをしたりとかをしているのですが、もうひとつの仕事として子供達と一緒に歩いてあげるというのがございまして。
 只でさえ、日の当たらない生活(比喩ではなくw)をしているバーマンの小生、そんな事やらされたら確実に死にます。なので、企画会議の場で既に
「小生は歩かないからな。小生を歩かせるか、退会させるかどっちかに決めろ(キリッ」
 という恫喝までしてそれを回避しようとしたのです。←最低
 結果、本行程中は給水タンクを積んだ軽トラの運転という何気においしい役職をゲットする事に成功したのですが、しかし小生のボスである実行委員長は只では首を縦に振ってはくれませんでした。
「じゃあ、100kmはかわいそうだから20kmで勘弁してあげる。ちょいと若いの連れて、山道の確認してきて。もちろん徒歩で!」
 ……そう。
 3月に発生したあの忌まわしい震災は我が郷土千葉にも結構な被害を出し、今なお各地に生々しい爪痕を残しております。
 それを確認する為、実際にコースを歩いてみて危険が無いかを確認せよとのお達しなのです。
 もちろんコースの試歩は大事な作業ですし、特に今年は色々と気を使う事も多いでしょう。うん、それは納得できます。
 が。
 どうして選りによって一番キツい山道コースを小生が行かなければいけないのでしょうか? これはイジメでしょうか?

 その旨を実行委員長に問うてみたところ――

実「危険な山道は、特にしっかりと確認しなければならないから、大学生連中だけには任せられない」
い「……ふむ」
実「ここは、いさおさんみたいにしっかりと状況を把握できる人に見てきてもらいたいんだ」
「そ、そうなのか?」
実「他に頼れる奴が居ないんだ。子供達の安全のために、行ってくれないか!」
い「よし判った任せろ!」

 ――と、今にして思えば何だか上手い事言いくるめられた様な気がしないでもありませんが、そういったやり取りの末、小生自ら視察する事となりました。


 さりとて小生、普段はロクに運動もしない飲み屋のオヤジです。去年あたりは一時狂った様にトレーニングしていた時期もあったのですが半年くらいで膝を痛めてやめちゃいました。
 なので、少しでも慣らしておこうと毎日3~5kmのウォーキングをして準備をした所二日目で靴擦れを起こして三日程中止。非常にさいさきの悪いスタートを切りました。
 それでもどうにか頑張って二週間程続け、ある程度自信がついた所で実際に歩いてみたのです。
 
 ――しかし。

 アレですね。平地と山道って、根本的にちがいますねっ!
 大部分は舗装してある道だったのですが、それでもやはり色々大変でした。
 上り坂は、平地では感じた事のない腿の筋肉の震えを覚え。楽ができると思っていた下りでは踏ん張るため逆に疲れるという事に気付き。そりゃもう酷い目に遭いました。なんだかとっても騙された気分です。 
 当日は小生の他にもボランティアスタッフの大学生と高校生が三人程同行したのですが、彼等も一様にへばっておりましたゆえ小生が特別ヘボい訳でもない筈です。たぶん。きっと。
 まあ、しかし彼等と一緒に歩いたからこそ、どうにかこのオッサンは自分を奮い立たせりる事ができたんでしょうね。もしも小生ひとりだけだったなら絶対に途中でタクシー呼んでますから!

 そして、危惧していた通りに崖崩れや道路の欠損箇所を数箇所発見。コースの変更を含めた討議を早急に行う事もできて、実のある試歩となりました。
 子供達の安全を守る、その一助となった事は確実であり、その成果は大いに誇れるものだと感じております。もう二度とやりたくないけど。

 ええ。
 その試歩を行ったのが、先々週の日曜日。実に半月も前の事なのですが、未だに足首ん所が少し痛いです。
 もうね。オッサン無理しちゃいけないね。当日は足にマメが幾つもできたし。それでいて当日の夜は普通に営業だし。立ち仕事だから足休める事もできないし。そりゃもう生まれたての子馬の様にぷるぷると震えながら、手元のコールドテーブルに両手をついて体を支えつつどうにかこなしておりました。


 まあ、しかし。
 そういった苦行は確実に人間を変えるものでして。
 実際今までこの事業に参加した児童は、終了後例外無く活き活きとした表情になって親元に帰っていきます。彼らに取って「俺、100kmも歩いたんだぜ!」という事実は確実に心に刻まれ、その後生きていく上で自信となっていくでしょう。当事業の根幹である、『生きる力の醸成』という趣旨を、彼等は実に見事に体現してくれるのです。これだから青少年育成事業は止められません。

 ――ちなみに。
 今回の行程において。
 たかだか20kmくらいの道のりですが、小生も少しだけ自分を変える事ができましたよ。
具体的に言うと、
歩くのは疲れるし痛くなるので今まで歩いて行っていた近所のコンビニにすらも車で行く様になりました!(キリッ
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某県某市某所にてショットバーを営んでいる、お笑い系バーテンダーです。
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